第5回かながわNPO映像祭 〜進めNPO! 未来の社会に向かって

今年もやってきましたNPO映像祭。「NPOの広報活動を動画で発信」を合い言葉に5回目を迎える。今回も審査員として招ねかれたので、会場の神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)映像ホールに駆けつけた。前日は生憎の大雪。開催も危ぶまれたが無事開催できて良かった。会場は、JR根岸線本郷台駅より徒歩3分の好立地にある素晴らしい映像ホールだ。主催は、かながわボランタリー活動推進基金21情報交換会、かながわNPO映像祭実行委員会である。実質の仕切りは(特非)湘南市民メディアネットワークが行っている。今年のノミネート(入賞)作品も多彩なNPO活動を紹介していて興味深く、甲乙付けがたいが、審査員4名で話し合った結果、優秀作品として下記の作品群を選んだ。今回最優秀賞には及ばなかったけれども高い評価を得た作品に、審査員より「特別賞」を贈った。また、招待作品として、大倉山ドキュメンタリー映画祭のPR映像紹介と「Music of Mind」(GREEN+ふぇありーないん(知的障害者による音楽ユニット)+Azusa)のミニライブで会場は大いに盛り上がった。

※優秀賞
■「ふっこうにむけて」あやせ災害ボランティアネットワーク          
■「カワラノギクを守れ」相模原イメージ・ユニオン               
■「熊五郎とハチ」(特非)アンガージュマンよこすか           
■「だいし水辺の楽校PR映像」(特非)多摩川干潟ネットワーク + 専修大学     
■「WE21ってしってる?」(特非)WE21ジャパン + 県立鎌倉高校   

※特別賞 
■「ママ★ベイビーダンス」ママ★ベイビーダンス                 

※最優秀賞(一般部門) 
■「たのしくつくる トランジションタウン鎌倉」トランジションタウン鎌倉              

※最優秀賞(NPO・学生協働部門)
■「湘南DVサポートセンター」湘南DVサポートセンター + 藤沢県立藤沢総合高等学校       

※作品講評
■最優秀賞「たのしくつくる トランジションタウン鎌倉」

鎌倉を拠点に持続可能なまちづくりを目指し、自分たちの活動を自らの言葉で伝えている優れた作品。鎌倉幕府を開いた場所は現在の白幡神社(法華堂)がある所だとか、携帯電話を手放し、はがきを大事な人に送るハートフルなプロジェクト「鎌倉ロマンチカ」、仲間が手作りの食べ物を持ち寄る定例会「TTサロン」、会員が画用紙に鎌倉の魅力を書き込むなど、内容は盛りだくさんであるが、構成がしっかりしているので飽きさせない。改善点をしいてあげるならば、ナビゲート役の女性が何者なのかわからないので、名前のテロップなどを映像に差し込むと感情移入ができ、このプロジェクトへの共感者がさらに増えると思った。


■最優秀賞「湘南DVサポートセンター」

「あなたの一歩でいじめは断ち切れる」というガチなメッセージで心をつかむ。二人の男子生徒がやって来て、女子生徒を突き飛ばす。この女子生徒はいつもいじめられているようだ。クラスの仲間はみな顔を手で覆い、見て見ぬふり。しかし、横目で見ていた二人の女子生徒が立ち上がり、突き飛ばされた女子生徒に手を差し伸べる。その行動をみて、ほかの仲間たちも傍観者から開放される。いじめ撲滅をうたう作品としては定型的な内容だが、生徒たちの芝居もよかったので、最優秀賞として評価した。

開催日:平成26年2月9日